現在、新型コロナウイルス感染防止のため、リモートワークやオンライン学習が活発となっています。
その中でも企業の新入社員研修やセミナーなどの講習会、学校・集団指導塾の授業は、複数名が同一空間に集まることから実施を見送る、もしくは従来と異なる方法で実施する団体が増えています。
この記事では、以下の内容を紹介しています。
- eラーニングとは?
- eラーニング「メリット、デメリット」について
- eラーニング市場について
- eラーニング市場のビジネスについて
eラーニングとは?
そもそもeラーニングとは、情報技術を用いて行う、学習や学びのことです。
簡単に言うとスマホやパソコンを使い、インターネット環境を使用して学習することです。オンライン学習ととも呼ばれています。
eラーニング「メリット、デメリット」
eラーニング「メリット、デメリット」を紹介します。
【メリット】
講義映像を繰り返し見ながら学習することができ、受講者は自分の都合の良い時間や場所で学ぶことが出来ます。
講師と受講者、受講者同士でコミュニケーションを図ることができ、疑問点などはその都度講師に質問出来ます。
【デメリット】
通信回線の状況により、音声や映像が途切れる可能性があります。受講者の受講しているネット環境や使用しているデバイスへの配慮が必要になります。
メリットとデメリットを紹介しましたが、受講される方の状況・環境に合わせたスタイルで学習されることをお勧めします。
eラーニング市場について
学生や若年層を中心にeラーニングといわれる学習形態は広まってきています。
冒頭でもお話ししましたが、新型コロナウイルスの影響でリモートワークやオンライン学習の必要性が高まる中、eラーニング市場は注目を集めています。
又、2019年4月に施行された「働き方改革関連法」により、残業時間の規制が強まり、企業では生産性の向上や効率化を進めるための取り組みが急務となります。
生産性を高めるため、人材育成に注目が集まり、研修や企業内教育の在り方や内容を見直す企業が多くなっています。
eラーニングは、時間や場所の制約が少ないため、企業側や受講する社員にとっても受講しやすい学習形態であるため、研修として導入を進める企業が増えてきているようです。
新型コロナウイルスの影響で、企業では社内や通勤途中での社員の感染を防ぐため、出社を控えてリモートワークを推進しています。今年度の4月は多くの企業が新入社員を迎えましたが、新入社員研修をオンラインで行った企業も多くありました。私も知り合いも、4月に入社してオンラインで研修を行い、リモートワークを4ヶ月続け、8月に初めて会社に出社した人もいました。
eラーニング市場のビジネスについて
eラーニングのビジネスとしては、大きく分けると法人向けと個人向けの2つになります。
企業では、研修などをオンラインで行うことで、地方工場の社員を本社へ集め研修を実施する必要がなくなり、旅費交通費などの経費を抑えることができ、全国どこでも参加が可能となります。
個人向けに関しては、現在も各種様々なオンライン学習コンテンツがありますが、今後は「〇〇に特化!!」などの専門的な学習コンテンツが増えていくのではないでしょうか。
これからは、オンライン学習が当たり前となっていくと思われます。
まとめ
eラーニングの市場規模は、新型コロナウイルスの影響や働き方改革の影響もあり、ますます拡大していくと予想されます。
ビジネスの観点からみても今後注目の市場であると言えるでしょう。
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